シルバー・ライニングは、アメリカの国際的な非営利組織Rainbows For All Children,Incが離婚・死別・虐待などの喪失を体験した子どもや大人がピア・サポート・グループを運営するために制作したレイボウ・プログラムの一つです。アメリカでは、9.11やハリケーン・カトリーヌなどの多くの被災者に
実施されてきました。

シルバーライニングとは
「どんなに暗い灰色の雲にも、銀色に光る裏側(シルバーライニング)がある」との西洋の諺があります。どんなつらい出来事にも、必ずどこかに希望があるという意味です

 
突然の災害や事故に巻き込まれると人は混乱します。目の前の事態を収拾しながら、経験したことのない感情を感じます。子どもも大人と同じように、不安や、様々な複雑な感情を感じますが、そのような感情を表現することは子どもたちにとってとても難しいことです。したがって、子どもの年齢にふさわしい、それらの感情の理解や表現の仕方を学ぶこと、またそのような感情を表現してよいのだという安心感を持つことが非常に大切となります。大人や仲間の助けを借りながら自分の感情を理解し、表現することは、新しい現実を受け入れて、前に進む助けになるでしょう。
参考:ケアの様々なあり方
シルバー・ライニングは、子どもたち自身が、大人や仲間の助けを借りながら自分の身に起きたことや、自らの感情について理解し、不安や悲しみ・怒りなど様々な複雑な感情を表現することをサポートします。
プログラムの構成
内容 全7セッション+お祝いの会
成長段階に応じたワークブックを使用する。
各セッションとも、「考えよう・話をしよう・話を聴こう・思い出そう」という流れですすむ。
※「お祝いの会」は全セッション終了後に行う。飲み物等を準備し、楽しい会にする。

<各セッション共通のテーマ>
・起きたことについて、年齢にふさわしい理解をすること
・大人に見守られながら、何が起こったのか、それが自分にどう影響するのかを理解すること
・湧きおこるどんな感情にも、良し悪しはないことを理解すること
・不安や疑問をはっきりさせて、それをどのように表現するか練習すること
メンバー  1グループ3~5人程。
各グル―プに1~2名のファシリテーターがつき、会の進行する。
時間 幼児:少なくとも20分行う / 児童:30分~45分
※いずれも状況に応じて柔軟に対応する。
場所 周りを気にしなくてもよい、リラックスできる場所。できるだけ毎回同じ場所で行う。
実施体制
ファシリテーター


セッションの進行役。
出来るだけ現地に近い人を
研修により養成する。
(教師や心理専門職、NPOなど)

子ども家庭リソースセンター/レインボウズジャパン


SLファシリテーターの養成、SLの実施へのサポート
各種資料の提供
実践で出てきた課題へのサポート
レインボウズ本部(アメリカ)との連携
シルバーライニング・プログラムのパンフレットダウンロードはこちらから
(右クリック「リンク先を保存」で保存してください。内容は本ページと同じです。)
■ レインボウズ・ジャパンと子ども家庭リソースセンター
子ども家庭リソースセンターは、2000年に「レインボウズ・ジャパン」として
Rainbows For All Children.Incから日本での翻訳や運営の許可を取得しました。
それ以来、喪失体験をした子ども達の心のケアのプログラムを児童養護施設の子どもたちを対象に行ってきました。
2011年の東日本大震災を受け、新たに「シルバーライニング・プロジェクト」をたて、災害用のプログラムを実施しています。

■ これまでの実績
千葉県、埼玉県の児童養護施設の小・中学生に実施  福島県大熊町の小学校2校で実施(2011年11月〜2015年現在継続中)

■ 寄付のお願い
被災児の心のサポートを実施するための資金の寄付をお願いいたします。心のケアは、数年以上にわたり長期的に地道に取り組む必要があります。子ども達が今回の東日本大震災や原発事故の心の傷を少しでも軽減して育つことができるように活動しますので、ご援助をお願いいたします。ご寄付頂いた資金は、心のケアで使用する資料や実践のために使われます。

<振り込み先>
ゆうちょ銀行:ゆうちょ銀行にある振り込み用紙から振り込みが可能です
口座記号・番号 00130-4-651522 加入者名  NPO子ども家庭リソースセンター
問合せ先:NPO法人子ども家庭リソースセンター
メール:info@kodomokatei.com               TEL・FAX:03-6755-2855

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